「急逝された指揮者の徳永和彦さんを偲んで ~新たな楽曲との出会い、ありがとうございました~」
「徳さん」の愛称で親しまれ、1996年より22年間シャントゥールの指揮者を務められた徳永和彦氏が2月急逝されました。享年82歳。一昨年早期癌の手術を無事終えられ、昨年10月には、正指揮者として最後の定期演奏会で熱演され、団員も安堵した矢先のことでした。邦人の楽曲を多く選曲されましたが、特に「発声とことば」を大事にするよう教わりました。演奏された曲目は下記の通りです。楽曲との出会いをそれぞれに思い出しながらご冥福をお祈りいたします。
「海へ山へ」、「三崎の歌・第二」、「尾崎喜八の詩から」、「黒人霊歌集」、「柳河風俗詩・第二」、
「ノスタルジア」、「山に祈る」、「クリスマス曲集」、「心の四季」、「月下の一群」、
「月光とピエロ」、「日本抒情歌曲集」、「島よ」、「富士山」、「典礼聖歌」、「沙羅」、
「中也の雨衣」、「日本民謡集」、「レクイエム(ニ短調)」、「ロバート・ショウ・アルバム」、
「酒の歌」、「雨」、「唱歌の四季」、「聖歌集」、「思ひ出」、「啄木短歌集」、
「ニュームーン」、「フォスターアルバム」、「日本の笛」
2018年10月20日の定期演奏会で指揮をする徳永和彦さん